生産品目の概要

弊社は、3基の押出プレスおよび6基の冷間抽伸機を用いアルミニウム合金の形材、棒材、管材の生産を行っております。提供させて頂きます製品は切削加工、鍛造用素材として、また構造用材料として、自動車部材から景観部材、日用品まで幅広い分野で御使用頂いております。弊社では高い品質を維持するため、自社で溶解鋳造設備を保有しており、押出加工の素材となるビレットの大半を自社生産しております。押出形材の形状精度を左右する押出ダイスは自社設計、自社製作のものを使い、お客様に御満足頂ける様努力しております。冷間抽伸用の素管は、自社押出のものに加え、大手素管メーカーからも購入しており、安定供給と優れた品質を確保いたしております。素材の製造のみならず、短尺切断、端面仕上げ、プレスによる穴開けなどの軽加工もお引き受けいたしております。アルマイト処理も主要アルマイトメーカー殿の御協力を得て、弊社にて手配させて頂いております。

1.主要生産品種 （2018/4 現在）

2.押出形材

ソリッドおよびポートホールダイスを用い、軟質系合金（1000番系、6063等）では概ねφ150の外接サイズまで生産しております。硬質系合金、5000番系合金の製造可否については御相談下さい。

3.押出管

ポートホールダイスを用い、φ6×2.9tからφ120×5tまでの製造実績がございます。合金品種および径と肉厚の関係はそれぞれの製作可能範囲をお問い合わせ下さい。

4.押出棒

径φ6からφ95までの製造実績がございます。合金品種と径との関係はそれぞれの製作可能範囲をお問い合わせ下さい。

5.抽伸管

ポートホール押出素管およびマンドレル押出素管を用い、φ6×1tからφ220×6tまでの製造実績がございます。冷間加工による機械的性質の向上はもとより、抽伸によって得られる最大の特徴である断面形状精度はJIS特殊級公差のみならず、お客様のご要望に基づきその半分以下で管理している製品もございます。抽伸用ポートホール押出素管は、自社生産および大手素管メーカーのものを使用し、マンドレル押出素管は、大手素管メーカーのものを使用しております。合金品種および径と肉厚の関係はそれぞれの製作可能範囲をお問い合わせ下さい。丸管以外にも角管、異形管も製作可能です。

6.抽伸棒

丸棒、六角棒を生産しております。合金品種と径との関係はそれぞれの製作可能範囲をお問い合わせ下さい。また、厳しい寸法精度をお考えの場合は御相談下さい。

7.その他

ここでは、弊社の生産能力の一例を示させて頂いております。これらの他に開発案件もございます。素材、二次加工、熱処理の事についてはお気軽に御相談頂きますようお待ちしております。

在庫品、規格品の取扱いは和伸商事株式会社にて対応させて頂いております。
併せて御愛顧の程お願いいたします。

和伸商事株式会社 大阪府大阪市中央区本町4-5-3
大和本町ビル4F